気候変動で“失われゆくもの”を“感じる” | 東京ウェッサイ

放送翌日の7月10日から恵比寿ガーデンシネマほかで公開になる映画『ビューティフル アイランズ』の監督・海南友子(かなともこ)さん。

3年半かけて地球を3週半して作った気候変動にゆれるツバル、ベネチア、アラスカのシシマレフを描いた『ビューティフル アインランズ』。気候変動が生活の一部となって、普通に生活している人々をBGMもナレーションもあえて入れず、描いた静かに心に響く作品です。

「どこか遠い国の環境問題映画と遠ざけず、2時間の世界旅行を楽しみつつ、心で温暖化を感じて欲しい。」というメッセージをしっかと受け止めながら、今回の放送では、海南さんの取組みなども交えて環境のことについてお話いただきます。

ゲスト 海南友子

映画ビューティフルアイランズ公式サイト http://www.beautiful-i.tv/


初日舞台挨拶がございます。
11:10より恵比寿ガーデンシネマにて。
恵比寿ガーデンシネマ http://www.kadokawa-gardencinema.jp/yebisu/

またアイフォンのアプリで、「水没カメラ」というものを監督が作られました。
この「水没カメラ」は、映画のテーマである、「気候変動で“失われゆくもの”を“感じる”」ことを目的としたアプリで、映画で舞台となっている、ツバル、ベネチア、アラスカそれぞれの島で起きている水位上昇の危機を、自分の大切な町で疑似体験して頂くことができます。

あなたの残したい大切な景色をぜひ撮影して下さい。
撮影して、保存すると、水没加工処理される仕組みになっています。
ダウンロードはこちらからどうぞ。(iTunesが開きます)

海南 友子(映画監督)

海南友子 Kana Tomoko
映画監督

1971年 東京都生まれ。1994年NHKに報道ディレクターとして入局。1994年~97年NHK福岡局報道番組部にディレクターとして在籍。長崎県諫早湾の埋め立て問題や、国際環境規格ISO14000シリーズなどを取材。1997年~2000年NHK放送センター(東京)の首都圏センターでディレクター、2000年に独立してフリーに。

テレビ番組ではサンデープロジェクト“道路公団“、NHK・BSハイビジョン “裸にしたい男たち~野村萬斎~”、“エコツアー”などを手がける。
映画では01年ドキュメンタリー「マルディエム 彼女の人生に起きたこと」でデビュー。04年ドキュメンタリー「にがい涙の大地から」で台湾国際ドキュメンタリー映画祭正式出品・黒田清日本ジャーナリスト会議新人賞。07年劇映画シナリオ「川べりのふたり」(仮)がサンダンス国際映画祭でサンダンスNHK国際映像作家賞を受賞。09年 ドキュメンタリー「ビューティフルアイランズ」プサン国際映画祭アジア映画基金AND賞受賞ほか。

Good Comment Award Nominate

環境問題については、私は心で感じることが一番大事だと思っていて。(略)身近に感じることではじめて人間の心って動くと思うんですね。

カトー賞 社会的なテーマを映像表現と合体させて人に伝えることができるって、本当におもしろいな!と取りつかれていて。全力でこの仕事をできることが楽しい。こんな楽しい仕事に就けて本当に幸せだな、と思っています。

映画「ビューティフル・アイランズ」監督の海南友子さんの話を聞いていると、行ったことがない場所の風が吹き抜けていく。本当に素敵な人だなあ。 「気候変動で“失われゆくもの”を“感じる”」 http://bit.ly/adK0qg

2010/09/27 23:40

RT @patamomia: 「ビューティフルアイランズ」の海南監督がウェッサイに登場します!みなさん”水没カメラ”使ってみました http://bit.ly/adK0qg

2010/07/09 00:33

「ビューティフルアイランズ」の海南監督がウェッサイに登場します!みなさん”水没カメラ”使ってみました http://bit.ly/adK0qg

2010/07/08 22:49