走ったことがない人を駅伝に誘うのが私の生き甲斐 | 東京ウェッサイ

今回のゲストは、一般社団法人ランガール代表理事の影山桐子さん。

女子による、女子のためのラン祭り「ランガール★ナイト」のプロデューサーの傍ら、プライベートでもランラン駅伝部や、山ごはん部、餃子部といった大人の部活動を多数主宰しています。
駅伝部は、エル・オンライン編集部に在籍していた頃にスタートしたランニングサークル。延べ150人以上の方が参加していて、年に何回か20〜40人を集めて駅伝大会に出場しています。

走ったことがない人を駅伝に誘うのが私の生き甲斐。駅伝に参加してみると、「走る楽しさ」「走ることでつながる人の輪の面白さ」を実感できるんです。駅伝部から「手芸部」が生まれ、「トレラン部」や「山ごはん部」が生まれ、そんな経験から、美容ライターの友人にすすめて「美容部」を発足させ、「ボル部（ボルダリング）」も発足し、「餃子部」もスタートしました。

ひとつの部活をきっかけにつながった人を、ほかの部活を通じて繋ぎ合わせる。その繰り返しで、人の輪がどんどん広がっていくのが、楽しくてたまりません。「きりこさんはワクワクを生み出す人ね」と言われてから「ワクワクを生み出せる人でありたい」と意識して動くようになりました。ここに来なければ絶対出会うことがなかったであろう、年齢も、職業も異なる人たちが、私が作り出す「場」を通じてつながり、そこからまた新しい何かが生まれて行く…

それを見ているのが、とても幸せです。最近盛り上がっている活動のひとつが、「ENJOY朝ごはん」。これは、昨年11月末にツイッター上で「朝ご飯をちゃんと作りたいのにがんばれない。毎日つぶやくようにしたら、がんばれるかな？」とつぶやいたら、すぐに「桐子さんの朝ごはん、ワクワクします！ぜひやってください！」と返信があり、私が朝ご飯をつぶやくことで、ワクワクする人がいるならやってみよう！とスタートしました。要は、ツイッターで毎日の朝ご飯写真を「#E朝」というタグをつけてつぶやくだけなのですが、8ヶ月経った今ではたくさんの方が参加し、朝ごはんを楽しんでいます。これに刺激を受けて朝ごはんを食べるようにしよう、という方も多くいるようで、

自分も楽しみながら、人もワクワクして、誰かの生活もちょっとだけ健康的になるなら、こんな楽しい遊びはないかな、と思っています。私が現在代表理事を務めるランガール★ナイトも、もともとは、そんな課外活動を通して実感した「走って悪いことは何もない！」という信念から始めた活動。事務局メンバー全員がボランティアで携わって3年目になりますが、この大会を機に走り始めたという方も多くて、本当に、やってよかったと思っています。

ランガール　http://www.rungirl.jp/

9月30日（日）に開催するランガール★ナイト、エントリー開始は7月13日からです。
詳しくはサイトをチェックしてください。