どのような人も暮らしやすい街づくり | 東京ウェッサイ

今回のゲストは、栄福祉会の保科和央さんと多辺田昌寿さん。

栄福祉会では、どのような人も暮らしやすい街づくりをお手伝いしたいと考え、今年の4月より立川市栄町において、日替わりランチを提供するレストランを始めました。営業時間は月曜日~金曜日、午前10時から午後3時半までコーヒー・紅茶が召し上がれます。またランチは12時から1食700円となっております。日替わりランチは管理栄養士が「食べることで健康になることや健康に対する意識づけできるようなメニュー」を考えながら作っています。

栄福祉会の理念としては、高齢化社会に伴いまして、高齢者の方や身体やことばの不自由な方、若者も含め、地域で生活されているすべての方々に交流の場としてレストランをご活用していただきたいというコンセプトでやらせていただいております。

最近では地域のつながりが薄れ、世代間の交流もなくなってきた結果、独居の方の孤立死なども問題視され始めました。その中で、栄福祉会のレストランは高齢者や障がい者と若い世代をつなぐ道具として考えていただきたいと思っています。

では、道具とは何か…、世の中にはたくさんの道具にあふれています。たとえばipadなどの電子機器は病気をしていない方、杖は障がいのある方だけが使う道具とはっきり分けることができるでしょうか?
実は、障がい者の方々が使用している道具は、病気をしていない人たちにも便利な道具であったりもします。栄福祉会のレストランもそういった道具の一つとしてとらえていただき、たくさんの方に使っていただきたいと考えています。

そして、栄福祉会を道具としてうまく利用し、地域で生活するすべての人々を強い絆で結びつけ、地域の関係性をより密なものにしていただきたいと考えています。そうすることで高齢者や障がい者だけでなく、引き籠りの若者も含め、地域で生活する多くの老若男女が顔見知りになることで、地域が活性化され自然に元気になっていくのではないでしょうか。

栄福祉会では、レストランのほかに、高齢者のためのデイサービスや障がい者のための作業所という役割を担い、またそれらは地域交流の場とも考えています。レストランにお出でいただいた方々が気軽に高齢者や障がい者に話しかけ、コミュニケーションを図ることで互いに元気になり、地域も元気になる可能性が充分にあります。

こちらの放送後に「ラジオを聴きましたよ」と言っていただければ、5月1日・2日に限りまして、通常ランチ700円を500円に、コーヒー300円を200円にさせていただきます。お待ちしております。

保科 和央(栄福祉会)

保科 和央 Hoshina kazuhisa
一般社団法人栄福祉会 サポーターズさかえ

1977年7月16日生まれ、34歳。埼玉出身、B型。平成13年立川市にある専門学校を卒業し、PTとして埼玉の総合病院へ勤務。老人保健施設の立ち上げにかかわり、その後、横浜でリハビリテーション科主任として、病院と通所リハビリテーションを兼務。
現在、積極的に地域とかかわっていく栄福祉会の趣旨に賛同し、学生時代に通学した立川へ。サポーターズさかえ(デイサービス)とキッチンさかえ(障害者就労継続B型)の機能訓練士、目標工賃達成員として、地域の方々と交流できるように奮闘中。
取得資格:理学療法士(以下PT)、呼吸理学認定士、介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター2級、サービス管理責任者

多辺田 昌寿(栄福祉会)

多辺田 昌寿 Tabeta Masakazu
一般社団法人栄福祉会 キッチンさかえ

1976年3月15日生まれ、茨城県神栖市出身、O型。平成9年に専門学校卒業後、立川市の診療所にて当初ではめずらしい言語障害のリハビリの専門家・言語聴覚士として9年間勤務。その後、訪問看護ステーションやデイサービスの立ち上げに携わる。立川市は第二の故郷と感じつつ、茨城へ帰郷し、看護師免許を取得。平成24年4月より、立川市栄町にある高齢者向けのデイサービス“サポーターズさかえ”と 障がい者が働く“キッチンさかえ”の開設に参画し、地域交流の場としても使ってもらえるレストランを目指して奮闘中。

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2022/01/13 19:24

一応後で読んどく。 RT @tokyowestside: どのような人も暮らしやすい街づくり http://t.co/kM4Zq472

2012/04/26 13:40

どのような人も暮らしやすい街づくり http://t.co/H2dbktm9

2012/04/26 13:12