今回はランドスケープデザイナー、コミュニティデザイナーの山崎亮さんをゲストにおむかえします。
山崎さんは、地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わり、まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザイン、市民参加型のパークマネジメントなどに関する数多くのプロジェクトを手がけられています。
そんな山崎さんに「これからの時代のコミュニティデザイン」といったテーマで、いろいろとお話をうかがってみたいと思います。
山崎 亮 Yamazaki Ryo
studio-L代表
1973年愛知県生まれ。大阪府立大学農学部にて増田昇に師事(緑地計画工学専攻)。メルボルン工科大学環境デザイン学部にてジョン・バージェスに師事(ランドスケープアーキテクチュア専攻)。大阪府立大学大学院(地域生態工学専攻)修了後、SEN環境計画室勤務。三宅祥介からデザイン、浅野房世からマネジメントを学び、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザイン、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。主な仕事に、兵庫県立有馬富士公園運営計画、ユニセフパークプロジェクト、いえしま地域まちづくり、海士町総合振興計画、土祭(ひじさい)コミュニティデザイン、マルヤガーデンズコミュニティデザインなどがある。2006-2010年には、(財)ひょうご震災記念21世紀研究機構(林敏彦研究室/中瀬勲研究会)にて中山間離島地域の集落について研究。現在は、studio-L代表、京都造形芸術大学教授(空間演出デザイン学科長)、NPO法人パブリックスタイル研究所副理事長。単著書に『コミュニティデザイン(学芸出版社)』、編著書に『ランドスケープデザインの歴史(学芸出版社)』、共著書に『震災のためにデザインは何が可能か(NTT出版)』、『マゾヒスティック・ランドスケープ(学芸出版社)』、『撤退の農村計画(学芸出版社』、『都市環境デザインの仕事(学芸出版社)』などがある。