2011/07/15 19:59
ここ最近、いろいろなモノのデザインを考えるときに、そのモノがカテゴライズされる前の状態を意識しています。家であったり、椅子であったり、カバンであったり。
世の中のモノのほとんどはカテゴライズされています。というか、されてしまいます。分類できた方が管理が楽なんでしょうね。それは解ります。でも、創造する側が最初からその範疇に収まったカタチを求める必要はないと思うんです。当たり前のことなんですけれど、学生を教えていると、案外と頭がカタい。ということは多分自分も頭がもっとカタい。
今、学生に「座る機能を持ったモノ」という課題を出しています。コレは椅子をデザインするのではなく、最終的には椅子にカテゴライズされるかも知れないけれど、まずは座るという行為からカタチを考えよう、という試みです。椅子を出発点にすると、どうしても座面に脚が4本の作品が増えてしまいますから。今、学生は追い込みの真っ最中なので、どんな作品が出来上がるか楽しみです。
9月初旬には桑沢デザイン研究所の1階ホールで展覧会を開催しますので、興味がありましたら、是非遊びに来てください。
また、個人的には、酒井さんから頂いた屋号「Central Line」に Furniture をくっ付け、「CENTRAL LINE Furniture」というブランドも立ち上げようと思っていますので、応援してください。
堀岡 勝 Horioka Masaru
堀岡建築研究所
1969年、金沢市生まれ。
カーデザイナーになりたくて上京し、美大目指して立川市にある立川美術学院に入学。それが立川市との最初の出会い。
訳あってカーデザイナーではなく建築設計の道を進むことになり、ランドスケープデザイナー、アトリエ系設計事務所勤務、フリーター、ドイツでの家具職人修行、家具プロデューサーなどを経由して、最終的には立川市に戻り建築設計事務所を一番町の
自宅に開設。
手狭になったため、立川駅北のシネマ通りのシネマスタジオ2をサテライトオフィスとして週2日くらいで活動中。
一級建築士。桑沢デザイン研究所および関東学院大学非常勤講師
堀岡さん:いま気になるのは「ゴミ置き場」。10年後、20年後までずっとデザインされないような場所が、もしかしたら広告媒体として機能するのでは。デザイナーが光を当ててあげることで、街が明るくなれば。 http://bit.ly/ocgEas #tokyo_ws
堀岡さん:家具は、自分で最後まで完成させられるのが建築と違うところ。納得いくものが作れる。それでちょっと気が済んだので、建築に戻ってきました。 http://bit.ly/ocgEas #tokyo_ws
2011/07/15 19:58
堀岡さん:建築をやっていた頃、図面を書くけれど実際の作り方をよく知らなかった。現場の職人さんに訊かれても、加工方法や素材のことを知らないので、話も指図もできない。「よし、自分で作ってみよう!一回脱線してみよう!」と家具を学びました。 http://bit.ly/ocgEas
2011/07/15 19:52
堀岡さん:カテゴライズすることは、管理する際には必要なことだとは思います。デザイナーとしては、新しいカテゴリーを作る、という試みも可能なのでは。 http://bit.ly/ocgEas #tokyo_ws
2011/07/15 19:49
堀岡さん:「座る」ということを考える時に、基準を「自分」に置かないことで新しい視点を得て分岐点が現れるのでは。 http://bit.ly/ocgEas #tokyo_ws
2011/07/15 19:48
テーマは、「カテゴライズされる前の状態で考える。」すなわち、デザインを考える段階では、作り手はその固定観念の範疇におさまる必要はないのでは? という試みです。 http://bit.ly/ocgEas #tokyo_ws
2011/07/15 19:46
続いてのゲストは、堀岡建築研究所の堀岡勝さん!シネマ通りのシェアオフィス・シネマスタジオ2に入居されています。 http://bit.ly/ocgEas #tokyo_ws
2011/07/15 19:43
カテゴライズされる前の状態で考える。 http://t.co/cKeFb0V
2011/07/15 14:13
ということで、ゴミ置き場プレゼン大会を開催する運びとなりましたー!学生さんもご応募くださると楽しくなりそうです。詳細は追って!堀岡さん、ありがとうございました! http://bit.ly/ocgEas #tokyo_ws
2011/07/15 19:59