吉川 徹 Yoshikawa Tohru
首都大学東京都市環境学部 教授
東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院工学系研究科都市工学専門課程修士課程修了。東京都立大学工学部建築工学科助手、同助教授などを経て、現在、首都大学東京大学院都市環境科学研究科建築学域教授、博士(工学)。生まれてから現在まで国立市民。専門は都市計画、特に地図情報を用いた地域分析、都市解析。著書に、「コンパクトシティ再考:理論的検証から都市像の探求へ」(都市研究叢書2、学芸出版社、2008年、共著、玉川英則編)、「長く暮らすためのマンションの選び方・育て方」(彰国社、2008年、共著、日本建築学会編)、「GISで空間分析」(古今書院、2006年、共著、岡部篤行・村山祐司編)。
私は、昨年6月より、多摩ニュータウン学会の会長を勤めています。多摩ニュータウン学会は、1997年に設立された市民学会で、総合的、学際的に多摩ニュータウンについて学習・研究する団体です。市民、大学、企業、行政のパートナーシップにより、新たな地域学を目指しています。このために、研究者、学生はもちろんのこと、ニュータウン地域で生活する一般市民や企業・官庁の方々を始め、多摩ニュータウンに関心をもつ方であれば誰でも自由に参加することができる開かれた学会を目指しています。 (続きを読む...)